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■ ブレーキキャリパーオーバーホール
DSCF5125.jpg



今回はブレーキキャリパーのオーバーホール。




交換部品も手に入って時間もできたのでオーバーホールをやってみた。

でも、重要保安部品のため自信がなければやらないで下さい、死にますw








まずはブレーキについておさらい(wikiより)



ブレーキはもちろんタイヤの回転を止める制動装置だが、高速で回転するタイヤを止めるための力をどうやって得ているかというと、パスカルの原理を使っているらしい。

p.jpg

ピストンで密閉したU字の管に流体を満たして、双方から圧力を加えると、流体がピストンを押し返す力は面積比に比例するって原理らしい。

面積比があればあるほど大きな力を出せる、
ブレーキレバーはさらにてこの原理なので相当強い力になってると思うよ。





そしてパスカルの原理を使って押し出されたピストンがブレーキパッドを押し出してタイヤのディスクローターとの摩擦で運動エネルギーを熱エネルギーに変換して制動力を得ている。

ちなみに摩擦力は荷重に比例して、速度によらず一定で、止まっている状態の方が大きい。


















そして熱

パッドとローターの摩擦熱でローターの温度は数百度になる。
まぁ、データがないのでなんとも言えないが多分街乗りで100℃前後
急な下り坂とかで300℃前後
サーキット走行で500℃以上

多分こんな感じだと思う、材質や形状、パッドにもよるだろうからまったく分からないのがホンネ(笑)
でも今回使用したストリート向けブレーキパッド(projectμのECO SPORTS BRAKE PAD BP-110E)には適正温度0℃~500℃と書いてあったので大体あってると思う。



パッドの他にブレーキフルードにも使用温度がある。
DOT4の規格でドライ沸点(含水量0.1%以下)230℃以上、ウエット沸点(含水量3.5%以下)155℃以上

ブレーキを続けることでキャリパー自体にも熱が伝わって、もしフルードの温度が230℃を超えると沸騰して気泡が発生する可能性があるということ。
沸騰したらもちろんブレーキは効かなくなってしまう(ヴェイパーロック現象)
まあ、250ccレベルじゃブレーキを引きずらない限りそう簡単には起こりそうもないが、
フルードの交換をサボってると沸点が下がって発生する可能性は高くなる。













最後にブレーキキャリパのピストンについて


キャリパのピストンの押し出しは油圧で行うが、戻りはオイルシールの復元力だけで戻っている。

piston.jpg

パッドが減ってきた場合はオイルシールとピストンが自動的にずれるので問題ない。
ブレーキを引きずっている場合オイルシールの劣化が疑われる。

















それではオーバーホールといきます。






必要な部品
1.ブレーキフルード(DOT4)
2.フロントキャリパーダストシール 43049-1061 ×2個
3.フロントキャリパーオイルシール 43049-1060 ×2個
4.リアキャリパーダストシール 43049-1064 ×2個
5.リアキャリパーオイルシール 43049-1063 ×2個
6.ブレーキパッド projectμ ECO SPORTS BRAKE PAD BP-110E ×2個
ついでに交換した方がいい部品
7.ゴムブーツ 49006-1242 ×2個
8.ゴムブーツ 49006-1088 ×2個









まずはキャリパーを外す前にフルードを抜く

DSCF5108.jpg

DSCF4541.jpg

ブリーザのゴムキャップを外して内径4mmのチューブをつけて7mm(?)の六角を緩めるとフルードが出てくる。
フルードは塗装関係を侵食するのでカウルやホイールに付いたらすぐふき取って水洗いしよう。









フルードが抜き取れたらキャリパーを外す。

DSCF51070.jpg

ブレーキホースとキャリパーは12mmのスパナ
パッドピンは5mmの六角棒スパナ
リアのキャリパーは6mmの六角棒スパナ

硬くて回せなくなるのでキャリパーを外す前に先にパッドピンとブレーキホースを緩めておく。






ちなみにキャリパーのボルトはかなり硬いので半端な工具で挑むと痛い目を見る




破断した100均ボックス…
DSCF5126.jpg
まったく、とんでもない硬さだ、このせいで工具を買いに走る(自前の足で)ハメに…










無事取り外せたらブレーキホースにウェス突っ込んで部屋でキャリパー掃除に移る。








まずはパッドを固定しているピンを取り外す。

DSCF4542.jpg

DSCF4550.jpg

ピンを抜くとパッドが外せるようになる、新品のパッドはprojectμのECO SPORTS BRAKE PAD BP-110E
ninja250は前後とも同じパッドになる。



DSCF5115.jpg

DSCF5117.jpg












次はシリンダーを抜く

工具もないので親指突っ込んで力技で抜く(汗)
はっきりいってかなり力いる。
ピストンもシリンダーも傷つけないように注意。

DSCF4548.jpg














そしてそのまま全部バラバラにしてパーツクリーナーとピカール漬けして掃除。

DSCF5114.jpg

















最後にダストシールとオイルシールを交換する、リヤのピストンの方が若干径が大きいので注意。
爪楊枝が便利。

DSCF5112.jpg







交換が終わったら逆の手順で組み立て











そして掃除をするとこれが




DSCF4543.jpg





こうなる




DSCF5120.jpg



見違えるようだ…









外したパッドガイドの金属板を入れる

DSCF5122.jpg








パッドを入れてキャリパー完成

DSCF5124.jpg









再び外に出てキャリパーをninja250に取り付けます。
取り付けは、取り外しの逆の手順。








取り付けたらフルードでブレーキホースとキャリパ内を満たしてやります。
キャリパのブリーザにチューブ付けて、その先に注射器セット、まぁバケツでもいいですが。

DSCF4538.jpg

フルードがこぼれないように準備できたらブリーザの六角を少し空けて、マスターシリンダーを空けて、DOT4のフルードをマスターシリンダーから切らさないように注ぐ。
ブリーザからフルードが出てくれば大体ok。
ブリーザ閉めて、ブレーキレバー握ってピストン出して、減った分またフルードを補給する。
そこからまたブリーザ空けて、レバーを握ったりしながらフルードを流してブレーキホースとキャリパ内に残った空気を抜いて終了。

エア抜きについては注射器側からフルードを入れる方法もあるけど、そっちは試したことがない。






最後にブレーキがちゃんと効くか確かめて、軽くテスト走行して終了。
初めはパッドの当たりが出てないから注意。
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08青のninja250Rに乗って、マイペースなツーリングが趣味な人、横浜に住んでるらしいよ。
下道20時間800キロ走ったりするキチガイなので要注意

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